9/21日、某釣り具メーカーが開催したチヌ釣り大会に参加してきま
した。
場所は、広島県尾道、三原沖の島嶼部で、当日自分の渡礁した釣り場
は 尾道水道から西方向にある、黄色もしくはオレンジ色をしている灯台
です。
当日の参加者は約100名程度、その内の上位10名が次のセミファイ
ナル 大会(中国ブロック大会)への出場権が与えられ、さらにその大会
で勝つと平成21年に行われる全国大会へ出場することとなります。
これまで、自分はまだ一度も全国レベルの大会へ出場した経験はない
ので 今回の地区予選大会では是非とも、上位入賞を果たしたいとの強
い思いを持っての参加です。
競技の規定は、釣り時間は6時間、対象の魚はチヌ5尾以内の総重量
釣り方は針一本のフカセ釣りとのこと。
朝6時過ぎ釣り開始、さすが芸予地域とあって潮がまるで川のようにゴウ
ゴウ 足元から沖へ流れています。まずは本流への引かれ潮をしつこく攻
めます。
釣り開始から1時間が経過したので、撒きえさがかなり効いてきた頃、
ついにきました、きました。
中型のチヌです。やはり新規の釣り場での一匹目はとても嬉 しいものです。
その後9時までに同サイズを3枚追加し、この時点で計4枚ゲットできまし
た。久しぶりに今日はいい釣りができるかなと思っていると、急に
上空 が怪しくなってきて、北方面からなにやら雷の音がだんだん
と大きく近づいてくるではありませんか?
風も無風状態から一変して強風横風状態、おまけに強い 雨も
降ってきました。もう釣りをしている状況ではありません。雷雨と
強風で海に落とされそう。
釣り場近くでは3度くらい落雷も発生しています。ここで釣り竿
を握ると感電死間違いなしです。おそろしや、おそろしや。
その時、大会実行本部から大会中止、即撤収の電話がありま
した。今日は これまでです。
釣りどころではありません。残念な思いで大会本部へ帰港しま
した。すぐに、魚の検量が行われ順位の発表があり、自分は惜
しくも入賞はなりませんでした。
勝負の世界は何であれ厳しいなあ、と実感させられた一日で
した。